上関スラップ訴訟、和解!

KEN子

2016年09月02日 08:42

「上関スラップ訴訟、勝訴以上の和解!」


実は高江との繋がりが深いので
書かせてください。

被告とされた虹のカヤック隊の岡田君は、
19歳の時、彼の地元の広島の「ハチの干潟」埋め立て計画に対して署名を集めて止めた青年。
私は沖縄市の泡瀬干潟の保全の関係で
とても仲良しになったお陰で、
2008年、世界中から湿地保全の専門家やNPO.NGOが集まる韓国での「ラムサールCOP10」にも日本全国からのチームとして一緒に参加。

彼らがせっかく守った干潟に
今度は原発汚染の危険が迫っていると聞き
私も2009年9月の田名埠頭でのブイ出させない為の座り込みと漁船がズラリ並ぶ抗議活動から行く事ができた。

★私と上関・祝島のご縁はこちら→
http://kenkokenko.ti-da.net/e7665596.html



それから私達も上関も
Ustream配信を始めて、
高江と上関のマルチ作られる程、
ほぼ同じタイミングで攻め込まれて
暴力で排除されていく「私達」を
お互い途切れ途切れの電波の中で
泣きながら中継してた。

でも彼らが「妨害」と言われた時、
高江は既にスラップ始まってたので、
こちらから情報共有はしてた。
映像の中で作業員に全身押さえつけられ
意識を失っていく岡田君を見て
怒りと涙を抑える事ができなかった。

忘れもしない、
2010年の名護市長選の事務所前で、
岡田君から「仮処分出た」って電話きて、
今更ながら高江の弁護士と繋いだ、
手遅れだったかと思いながら。

でも、この上関スラップ裁判の傍聴に行った時も、
高江とかぶる部分も多く、
どれだけ海が大切かを訴える被告のみんなに胸熱だった。

そして高江のこの激しいタイミングで、
上関も再開という時に、
この和解。

希望が見えます。
それはつまり高江にも繋がっている。
ここまで頑張ってくれた被告の四人と支援したみなさまに、
心からありがとうと言いたいです。

頑張ろう、上関。
頑張ろう、高江。
頑張ろう、世界。

世界は、水と空気で繋がっている。

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