【もしも日本が「人工衛星」を飛ばす時に…】
ちょっと待った!
想像してみて。
「1年も放射能まき散らし垂れ流してる迷惑国家ニッポンが
今度はミサイル飛ばすらしいぜ!
撃たれる前に撃とうぜ」という話になったら?
この国のトップには、再び今、戦争したい人たちがいる。
それは過去の戦争と同じく、
自分は傷つかず、儲かる人達。
今、日本の行動は、「イラクに大量破壊兵器がある」と適当な理由をつけて
自分たちに都合のいい「悪い国」をつくりあげて、
「正義の戦争」という名で「小さい国潰し」「石油確保」を遂行した、
アメリカと同じに見える。
何万人も殺して、子ども達の足や未来を奪い、
結局、「兵器はなかった」と。
奴らに乗せられ、煽られ、戦争になった先には、
死ぬのは私達。一般庶民。青年、こども、女、老人。
戦争したいというクソ以下なヤツらの罠にまんまとハマってないかい?
<以下、石垣出身の友達に書いたコメントを引用>
私にも八重山の友達も多いから、
与那国の自衛隊の問題とかも真剣に考え始めているわけさ。
書いてみたら、ずいぶん長くなってしまったけど、
なかなか会って話す時や機会を作るのが難しいので
文字で精一杯書かせてください。
あたしはさー。
北朝鮮がやってることの情報をどこまで信じるかという所から疑問で、
北朝鮮を追い詰めてる先進国家にもとても問題があると思ってる。
先生にいじめられてますますグレル不良に見える。
「窮鼠、猫を咬む」
追い詰められたネズミは最後にダメ元でも猫に反撃する。
「北風と太陽」
厳しくするほどに、頑なになる。
周りがみんな武装しておいて「おまえだけ裸になれや!」って言ってるんじゃない?
しかも情報はいつも一方的に日本やアメリカ側からの意見ばかりで、
北朝鮮の人たちの声が聞こえてこない。
国のトップがバカだと言うなら、日本も同じだと思ってる。
でも、北朝鮮も日本も国民までみんなバカなのでしょうか?
更に今、私達、日本が世界に睨まれてることも自覚しなきゃ。
今の日本は、アメリカの戦争に加担しすぎていて、
イラクでも「OKINAWA」という米軍基地から飛んできてると思ってるんだって。
実際にイラクの青年が沖縄に来て「民間人もいるんだね?!」と驚いたほど。
そして、一部の政治家が、原発や基地を作りまくって、
爆発して、世界中の海や空に垂れ流してまき散らしても
何も対処してない無責任国家だと。
私は原発反対してきたのにーとか言っても
「クソ日本人が」「爆撃してしまえ」と言われてしまったら?と
自分の身に置き換えて考えてみる。
「国」の事をどんなに悪く言っても、そこには個人が生きている。
子どもも老人も妊婦も。
だから、戦争みたいな形にはしてほしくないのです。
そうさせないための知恵を必死に絞りたいのです。
「爆撃しちゃえー」とか気軽に言う人たちも見かけるけど、
ミサイルは、私たちの手を汚さないだけで、
その手のナイフで心臓を刺すのと同じことだと想像してみる。
友達が、家族が、病気や事故で1人死んだだけでもこんなに悲しい、苦しいのに、
戦争がどれだけ苦しいことか計り知れない。
だから、
あたしは、戦争に向かわせたくない。
あたしは、武器は持ちたくない。
北朝鮮の人も中国の人もアメリカの人も、日本の人も撃ちたくない。
手には、心には、音楽しか持ってないから、
音楽で繋がれたらいいのにと思っています。
攻めて来られる想像、迎撃する想像ができる人たちもいて、
でも、それはまだ本当の事か分からないとしたら。
戦争をしないという選択肢も、可能性はあると思っている。
攻めて来させないための方法、平和を作る想像力を発揮できるのは
アーティストや、音楽や芸術を愛する私達にしか
できないことなのではないでしょうか。
最後の瞬間まで、そう信じたいのです。
去年9月、韓国でイベントに出演して、
「プンムル」という伝統芸能の楽団「トヌム」と仲良くなりましたが、
彼らの内数名の20代の子が徴兵制で今年から軍隊に入ってしまう。
(私の右3人の男の子達は20代前半、今年軍隊に入ります)
http://youtu.be/BxCSvAAfx0k
本当の意味でのアジア平和音楽祭をやりたいねと話しました。
沖縄のエイサーと韓国のプンムルの交流。
沖縄民謡と韓国民謡の交流。
そこで友達になった韓国の青年会を撃ちたいと思うでしょうか?
個人同士がどんどん友達になっていけば、最後には、
国同士のいがみ合いを止めることができるのではないかと信じたい。
今年5月、またトヌムがやってきます☆(≧▽≦)
私は、子どもを産むつもりです。(まだ相手いないけど。笑)
我が子が暮らす近未来の沖縄に、日本に、世界に、戦争が起きないためにも、
私は小さな火の粉も注意したいし、簡単に諦めたくないのです。
you may say I'm a dreamer,
but I'm not the only one,
I hope someday you'll join us,
and the world will be as one...
(「imagine」by John Lennon)
夢かもしれない
でもその夢を見てるのは
ひとりだけじゃない
仲間がいるのさ
(訳:忌野清志郎)
●●のページなのに、長くなってごめんね、
でも読んでくれた人がいたら、ありがとう。
いやな思いする人がいたらごめんなさい。
でも、書かないで後悔するより、書いておくことを選びました。
もっと、みんなと、より良い方法を、考えたい。
愛を込めて。
(流れていくFacebookで書き捨てないように
大事な思いは、できればブログに遺していけるよう、
心がけようと思っています。)
*****この日記を書くキッカケとなった元記事*****
『田中防衛相が破壊措置命令=北朝鮮ミサイル備えPAC3配備』
(時事通信 3月30日(金)8時25分配信)
田中直紀防衛相は30日午前、北朝鮮が「人工衛星」と称して発射する長距離弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下する事態に備え、自衛隊法に基づく「破壊措置命令」を発令した。発令期間は4月16日まで。これに先立ち、政府は安全保障会議(議長・野田佳彦首相)を開いて発令方針を確認。自衛隊は命令を受けて、地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)の配備など、迎撃態勢の整備を本格化させる。
防衛相は命令発令後の記者会見で「わが国領域への落下に対する万全の備えをしたい。日米韓で緊密に連携を取るよう、進めている」と強調。また、PAC3配備先の自治体への説明について「政府一体で対応していく。遺漏無きようにしたい」と語った。
破壊措置命令は、2009年に東北上空を通過した北朝鮮のミサイル発射以来で2回目。北朝鮮が国際海事機関(IMO)に通知した計画によると、4月12日から16日までの間にミサイルを発射し、沖縄県の先島諸島の上空を通過する。事故や故障でミサイル本体や部品が日本国内に落下する可能性があるため、あらかじめ破壊措置命令を発令し、不測の事態にはミサイル防衛(MD)システムで迎撃することにした。