350円で5人が満腹ナリ〜♪(「小舟流し」レポ後編)
【前編】
「春が来た!幸せな日曜日♪」から読んでね〜☆
http://kenkokenko.ti-da.net/e2412806.html
【レポ後編開始〜☆】
この日の満潮が10:30、干潮が17:00、
引き始める時に小舟を流し始めたから、
カヌーを出した12時すぎには
既に岸から50m程先まで行かないと乗れない浅さ。
13時頃までカヌーでプカプカしてたら
カヌーを引き上げる距離が遠くなって大変だったー。
けど、楽しかった!
私達が上がって来てもなお熱中して舟を作っていたやえさんと、
いつ見てもモリモリごはんを食べている、
泡瀬の若オッサン。
この人だよ、
昨年11/19に「勝訴」の新聞に載った若オッサン。笑
それから、
青森の六ヶ所村からはるばる来てくれて
泡瀬にも、高江にも辺野古にも、伊江島にも行ってくれた「さわぽー」が
「ネイティブアメリカンからの手紙」を
さわぽーバージョンで朗読してくれた。
これは、先週さわぽーから手書きで読ませてもらって、
よく考えたら子供の頃に聞いた事があったのにすっかり忘れていて、
今、まさに、この泡瀬干潟にも、高江にも、辺野古にも
そしてもちろん六ヶ所にもぴったり当てはまると思った。
それで、ぜひこの日に、朗読して欲しいと頼んだのでした。
今日は、あえて工事から目をそらして楽しもうと思ってたけど、
すぐ後ろで進んでいる工事があまりにも痛々しくて、
やっぱり涙が出てしまった。
これ、本もあるというから調べてみたよ。
「父は空 母は大地〜インディアンからの手紙〜」(寮 美千子・編訳)
【一部抜粋※全文引用は著作権にかかるので、リンクに飛んで下さい。】
1854年
アメリカの第14代大統領フランクリン・ピアスは
インディアンたちの土地を買収し
居留地をあたえると申しでた。
1855年
インディアンの首長シアトルは
この条約に署名。
これは シアトル首長が大統領に宛てた手紙である。
<中略>
ワシントンの大首長が 土地を買いたいといってきた。
どうしたら 空が買えるというのだろう?
そして 大地を。
わたしには わからない。
風の匂いや 水のきらめきを
あなたはいったい どうやって買おうというのだろう?
すべて この地上にあるものは
わたしたちにとって 神聖なもの。
松の葉の いっぽん いっぽん
岸辺の砂の ひとつぶ ひとつぶ
深い森を満たす霧や
草原になびく草の葉
葉かげで羽音をたてる 虫の一匹一匹にいたるまで
すべては
わたしたちの遠い記憶のなかで
神聖に輝くもの。
わたしの体に 血がめぐるように
木々のなかを 樹液が流れている。
わたしは この大地の一部で
大地は わたし自身なのだ。
<中略>
川を流れるまぶしい水は
ただの水ではない。
それは 祖父の そのまた祖父たちの血。
小川のせせらぎは 祖母の そのまた祖母たちの声。
湖の水面にゆれる ほのかな影は
わたしたちの 遠い思い出を語る。
川は わたしたちの兄弟。
渇きをいやし
カヌーを運び
子どもたちに 惜しげもなく食べ物をあたえる。
だから 白い人よ
どうか あなたの兄弟にするように
川に やさしくしてほしい。
<中略>
大地は わたしたちに属しているのではない。
わたしたちが 大地に属しているのだ。
<中略>
あらゆるものが つながっている。
わたしたちが この命の織り物を織ったのではない。
わたしたちは そのなかの 一本の糸にすぎないのだ。
生まれたばかりの赤ん坊が
母親の胸の鼓動を したうように
わたしたちは この大地をしたっている。
もし わたしたちが
どうしても
ここを立ち去らなければ ならないのだとしたら
どうか 白い人よ
わたしたちが 大切にしたように
この大地を 大切にしてほしい。
美しい大地の思い出を
受けとったときのままの姿で
心に 刻みつけておいてほしい。
そして あなたの子どもの
そのまた 子どもたちのために
この大地を守りつづけ
わたしたちが愛したように 愛してほしい。
いつまでも。
どうか いつまでも。
★全文はこちら→http://ryomichico.net/seattle.html
絵本『父は空 母は大地』(寮美千子・編訳 篠崎正喜・画 パロル舎刊)
『父は空 母は大地[対訳版]』(寮美千子・編訳 パロル舎刊)
それから、おーしゃんさんも、私も1曲歌って、
あとはみんな夕方まで、
海から帰って来ない人もいたり、
アイスクリームとビールを差し入れる人がいたり
まったりと贅沢な時間を過ごした。
写真は笛初挑戦の「みならい笛人」の更に「みならい」さん。笑
私がウクレレで、彼が笛でセッションしたら意外とうまくできてたよ♪
それからみんなで、
「泡瀬干潟を守る連絡会」までカヌーとかテントを返しに行って、
また干潟に戻って来て、男女混成5人の探検隊を結成、
泡瀬の通信基地を一周回ってみた。
すると…
こんな所に
ピラミッド発見!!!!笑
いろんな不思議があったよ!!
次の観察会ではまたみんなで探検隊しよう☆
探検を終えた頃にはもう辺りは真っ暗。
泡瀬の若オッサンが「鍋しよう!」と言って
みんなで連絡会事務所へ移動、
途中で豆腐とネギと白菜だけ買って材料費は5人分350円ナリ〜!!(≧▽≦)
今日、採れたてのアーサと貝をだし汁に入れたら
貝のダシも出て、それぞれの風味が活きてておいしかった!!
前川さんちで採れた山芋は、作った人同様、かなり根性ある粘り気!!
麺つゆを混ぜて、ごはんにかけて、
最高〜〜!!
小さな貝は採らない。
アーサは根こそぎ採らない。
次の年も、次の世代も食べられるように。
昔からそうしてきたように、命をつなぐルールがある。
先祖の皆さんが、大切にそのルールを守って来たから、
今までこうして海の幸に恵まれて来たんだよね。
私たちは、水でつながっている。
沖縄でも、東京でも、横浜でも、福岡でも、カナダでも、韓国でも、アメリカでも。
そして過去も、現在も、未来も。
みんな、水でつながってきた。
そうやって繋いで来てくれた
オジィオバァや親に感謝する事を忘れずに、
次の世代にも繋いでいきたいと思った1日でした。
そして今、
繋がってくれているみんな、みんなに、あらためて
ありがとう☆
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