【レポ】9/26:詩人「野田宇太郎」の「稲妻」と思い出アルバム

KEN子

2009年09月29日 13:32

7月頭に福岡で、
豊田勇造の還暦ライブの前座を務めさせてもらった時、
私の両親からの付き合いの絵本作家の田熊さんから
とあるオジサンを紹介された。
彼は小郡市松崎という所にある歴史ある街並みと
数々の校歌なども手掛けてきた地元の詩人
「野田宇太郎」記念館の運営にも携わっている
黒岩さんという人だった。

初対面で、その場で詩集を渡され、
「曲をつけて録音してほしい」と頼まれたので戸惑ったけど
面白そうなので引き受けた。

でも実は今だから言うけど
9/21の「PeaceMusicFesta!」が大変すぎて
最初の1フレーズしかできてないまま、
お披露目イベント2日前となってしまったので
沖縄から福岡への飛行機内で仕上げる!…つもりが爆睡。笑
福岡空港から滞在先への移動中のバスで完成!

着いて速効、
春の九州ツアーでもサポートしてくれたギター:ANNYと
リハしてみたところ、案外うまくいった☆
ギリギリセーフ!笑

そして翌日早速本番。
通ったことのある道だったのに
こんな街並みや旧家が残っているとは知らなかった。
<会場の「鶴小屋」>


<近くの文化遺産「油屋」>



最初に歌って下さったのは
隣町「大刀洗町」で
合唱団のボイストレーナーも担当しているという井上佳奈子さんと
作曲&ピアノの坂田三和さんの2人組。

とても通る歌声が木の家と歴史の小道に響いた。
「稲妻」も素晴らしい歌曲に仕上がっていた。


そして続いて私とANNYの2人組。
まずは沖縄から来たということで「てぃんさぐぬ花」から。
オリジナルを織り交ぜて、
宇太郎よりちょっと若い(笑)美空ひばりとか数曲歌って、
最後に私の作曲した「稲妻」を演奏した。
作曲中に想像で描いていた街並みやその当時の風景が
この家の中で甦って来て、とても感慨深いものがあった。


同じ詩に全く違う曲をつけるというのは
とても面白かったので
また何か機会があればと思ったところ、
どうやらこれらはCD化されるらしいので
乞うご期待♪


2つの対比といえば。
そして更に感慨深い事といえば。

私が子供の頃、
九州に住んでいた時に
親代わりに面倒見てくれていたオジィ
「田篭さん」が30年ぶりに来てくれていたこと!


写真2枚を対比してどうぞ!



<30年前の写真があったの!>


「ハイハイしとった頃しか覚えとらんがの」と言いながら
嬉しそうに話してくれたオジィに会えて超感動でした。

時間がなくなってきたので
後でまた編集しようかな!


とにかく
最初は何の気なしに引き受けた作曲とイベントだったけど
いろんな発見や出会いや、大切な再会ができて感謝しています!

呼んでくれた田熊さん、黒岩さん、関係者のみなさん、
ありがとうございました!

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